品質の良いものはこころとカラダでわかる

これは、私がパンづくりを始めたときから今に至るまで実感し続けていることです。

私がパン作りをするようになったきっかけは知人が開業したベーカリーを手伝ったことでした。

自分でもこんなパンを作りたい。

その美味しさに感動し、パン作りを学び、試行錯誤を重ねて、7年前に札幌市白石区でQualitaをオープンしました。

Qualitaのこだわりは、十勝産小麦と北海道産バターを使っていることです。

十勝産小麦との出会いは、文字どおり私の人生のターニングポイントでした。その独特な風味と食感の虜になり、開店以来、Qualitaでは十勝産小麦だけを使用し、その味わいを存分に楽しんでいただけるようなパン作りに取り組んでいます。

北海道産バターを使うようになったのはマーガリンやショートニングを使っていないパンと、バターを使ったパンはこんなにも違うのかという新鮮な驚きが原点にあります。

北海道には本当に美味しい食材がたくさんあります。それらを使い、手間を惜しまず、ていねいに作る。そうすれば、必ず美味しいパンができると確信しています。

パンは私たちにとって今や、もっとも身近な食べ物の１つです。

スーパーやコンビニでも手軽に買うことができます。

手に入れやすさ、価格の安さは、大きな魅力の１つです。

でも自分が店を出すときに、大切にしたいと思ったのは、本当に品質の良いものを、お客様に届けたいということでした。

自分が美味しいと思うもの、良いと思うものを提供する。お客様に対して、生産者の方々に対して最善の誠意を尽くす。

今までも、これからも、そのことを実直に続けていきます。

Qualitaのパンが皆様の毎日の食卓や、おもてなしに喜びや豊かさを提供し続けることができますように。