Qualitaの山型食パン

Jan 28 , 2020

Qualitaの山型食パン

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか?

  

今日はQualitaの食パンのお話です。

 

そもそも食パンには、角型と山型の2種類があるのですが、その違いをご存知ですか?

 

角型食パンは、アメリカ発祥の食パンです。

焼き上げる時に型に蓋をすることにより、生地が型の中で均一に膨らみます。これによって、密度が高く、しっとり、もっちりとした食パンになります。製法の特長を生かすべく、よりリッチな仕上がりになるように、砂糖やバターを多めに配合することもあるようです。

 

一方、山型食パンはイギリス発祥です。

蓋をしないので、生地が上に膨らみ、気泡の大きなパンになります。フワッとした柔らかさや軽さが特長で、トーストするとサクッとした食感になります。また、軽さを出すため、一般的に角型食パンと比べると、砂糖や油脂の配合が少ないとも言われています。


Qualita では一山パン・二山パン(ハーフあり)・ちぎり山型食パンを販売しています。

十勝産小麦は、小麦の風味が強いので、ちぎった時や口に入れた時に、その香りがふわっと広がるように、当店では「山型」を採用しました。小麦の魅力を最大限に引き出すため、材料も出来るだけシンプルにしています。

 

製法には「湯種製法」を採用しています。湯種製法では、パン生地に使う小麦粉の一部に熱湯を加えてこね、寝かせたものをパン生地に加えます。十勝産小麦自体が、モチモチのパン作りに適した小麦なのですが、この一手間で、さらにモチモチなパンになりました。まさに、それぞれの素材・製法の良いとこ取りです。

 

もうひとつのこだわりは、「卵を使用していない」ことです。お客様の中には、卵アレルギーの方が少なからずいらっしゃいます。そのため、生地にもツヤだしにも敢えて卵を使いませんでした。少しでも多くの方々に、このQualitaの食パンを食べていただければ嬉しいです。